ハマってしまうと、
なっかなか、危なっかしいんですよね。 山岸 うん、うん。 糸井 「ルールや規則さえつくれば
それに則って、素晴らしい社会がつくれる」
と、本気で信じちゃうというか‥‥。"
— クリエイティブ・ドリーム - トークのイチロー就活日誌(草彅洋平(東京ピストル)) | CREATOR BLOG(クリエーターブログ) | HOUYHNHNM(フイナム)
理系大学の大学院で、電力関係の研究をしています。
原子力発電所をただちに稼働させないと、次の夏は恐らくマズイことになるでしょう。日本の産業は今、間違いなく瀕死の中にいます。
電力が足りているというデマは聞き飽きました。間違いなく足りていません。ベース電力を担う原子力発電が稼働していない現状で、まともに日本の産業が回っていきますか?日本の産業の現場が、今どれだけ悲惨な状況下に置かれているかご存じですか?
企業の節電は、一般家庭の節電とは訳が違います。電気炉の出力を落とせば品質に問題が生じ、半導体プロセスのラインに瞬時停電が生じれば全てがアウトです。
私もできれば原子力発電なんか無ければいいと考えている「脱原発派」です。しかし、ただちに代替手段が提案できない今、細心の注意を払いながら原子力発電を使うしか有り得ないと思っています。決してベストではないが、ベターな選択…ベターですらないかもしれませんが。
日夜、原子力発電に代わる次世代の電源システムについて血眼になって研究している人間もいるということを気に留めてください。なかなか表には出にくい情報ですが、非常に活発な研究がなされています。基礎研究の段階のものもあれば、実用まであと一歩のものまで、実に多種多様です。特に日本は、この手の分野においては非常に強いです。「無ければ創ればいいじゃない?」という日本人技術者気質が如何無く発揮されている分野だと思います。
しかし、肝心の「今」の電力がなければ、進むものも進みません。いくら口先だけで「脱原発!」と叫んだところで、その先が全く見えないのです。早急な改革には必ず大きな反動…しっぺ返しが来ます。まさに今起こっているしっぺ返しが「日本産業の崩壊」です。原発利権云々の話はよく分かりませんが、産業界が「ただちに原子力発電を再開させよ」というのは、まさに今日本産業の危機に直面しているからに他なりません。
もちろん、リスキーな発電方法であることは言うまでもありません。技術者は言われなくても分かっています。できればこんな発電方法は、無ければ無いで済ませたいのです。しかし、代替手段が無い今、その代替手段が育つまでの間、ベストではないにせよ原子力発電を使っていくしかない…という現実からは目を背けないで下さい。我々技術者は、決して手放しで「原子力発電賛成!」なわけではないんです。
極端な意見かもしれませんが、思いの丈をイチ技術者として語らせてもらいました。
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